Androidエミュレーターを使い、パソコンで『学園アイドルマスター』を遊んでいる方向けのトラブルシューティングをまとめました。
学マスがPCで重い・落ちる場合の対処法
学マスをAndroidエミュレーターで起動時に重い場合、基本的には「PCスペック不足」と「エミュレーターへの割り当て不足」の2つが考えられます。
特にアプリがクラッシュして落ちるのはパソコン本体のスペック不足、たまたま高負荷な条件が重なった可能性があります。
そもそもスペックが足りていない可能性
パソコンのスペックがAndroidエミュレーターを動かすには足りていない、もしくはメモリなどの割当量が少ない可能性が考えられます。
パソコンのスペックが足りない可能性を探るには、まずはエミュレーターを起動時にタスクマネージャーを起動して、リソースが余っているかを確認します。
エミュレーターは主にCPUとメモリを圧迫するので、常に使用量が100%に近い方は明らかにスペック不足です。
筆者の場合はパソコンにメモリが32GB搭載されているので、アホみたいにGoogle Chromeを開きまくっていても全く重たくなりません。
他にも単にアプリを開きすぎていたり、バックグラウンドで不要なアプリが動いてメモリ等を圧迫している可能性があります。
起動するアプリをエミュレーターとブラウザ程度にとどめ、それでも重いならやはりスペック不足の可能性が高いと考えられます。
エミュレーターへの割り当て不足がないかチェックする
エミュレーター側の設定でメモリの割当量が少ない場合にも重い・落ちるといった現象が起きます。
「CPUコア数」「メモリの割り当て」を確認し、増やせる場合には増やして起動してチェックしてみましょう。
ただし上記のように何もかも高設定で動かすには前提としてゲーミングPCが必要です。
特にメモリに関しては、16GBでは心もとないシチュエーションもあるので、32GB搭載していれば安心です。
メモリはパソコンのパーツの中で最も増設・交換しやすいと言えます。
ゲーミングPCを使っているのに重い、かつ16GBしかメモリを搭載していない方は増設を検討してみるのもいかがでしょうか。
注意点として、メモリを複数枚差す場合には同じ規格で統一する必要があります。
規格が違ったり、容量が違うメモリを差すと性能の低い方のメモリに合わせて動作しちゃうので注意しましょう(16GB×2枚の記載がある製品を買えば安心)。
1万円あれば32GBのメモリを用意できるので、ゲーミングPCを買い替えるよりはよっぽど簡単です。
スマホより重いのはある意味仕様
学マスからはじめてAndroidエミュレーターを触った人の「重い」と感じる原因として、そもそもAndroidエミュレーターはスマホよりはちょっと重いよとアドバイスさせてください。
パソコンの性能を使ってスマホを擬似的に再現しているのがAndroidエミュレーターなので、どうしても実機よりはスペックが落ちます。
要するに古いスマホで学マスを遊んでいるようなものだと考えてください。
とはいってもロードのレスポンスが少し重い程度なので、画面を切り替えるのに1秒以上かかる・頻繁に学マスが落ちるようであればPCスペックを疑うべきでしょう。
学マスがPCで起動画面のまま進まない場合の対処法
『学園アイドルマスター』をAndroidエミュレーターにインストールしたものの、起動画面から進まない場合は主に以下の理由が当てはまります。
- Androidのバージョン設定を間違えている
- アプリ自体のアップデートが入っていて動作が一時的に安定していない
- スペック不足
❶の「Androidのバージョン設定を間違えている」パターンがありがちなミスとなっています。
特にBlueStacksではインストール後、起動時のバージョンが「Pie 64bit版」になっており、学マスに対応している「Android 11版」になっていません。
インスタンスを確認し、「Pie 64bit版」になっている場合は新しくインスタンスを追加しましょう。
上記の対処法を見て、何のことか分からない方は以下の記事でBlueStacksのOS変更方法について紹介しているので手順を確認してください。
pc-emulator-hakase.hatenablog.com
❷の「アプリ自体のアップデートが入っていて動作が一時的に安定していない」についてはよくある事例で、何度か起動を試してみるとすんなりログインできます。
ちなみにサーバーのせいで弾かれているという情報もありますが、リリース初期じゃあるまいしそんなことはありません。
最後に
基本的に学マスが重い場合、スペック不足・エミュレーターへのメモリ割り当て不足を真っ先に疑いましょう。
スペック不足に関してはパソコンを買い替える・パーツを交換する以外対処法がありません。
まずはエミュレーターの設定、エミュレーター起動時のPC稼働率をチェックし、それでも解決しないようであればパソコンの買い替えを検討してみましょう。